使ったことがない「是不是」がとっさに出てきた話

台湾華語学習

台湾華語(中国語)の勉強を続けていると、ときどき
「どうしてこの言葉が今出てきたんだろう?」
と思う瞬間があります。
今回は、台湾旅行中にそんな経験をしたときの話です。
ある駅で、バス乗り場を探していたときのことでした。
近くに観光案内のカウンターが見えていたので、私はてっきり案内の人だと思っていました。
その人にバス乗り場を聞いていたのですが、話しているうちに
「あれ? この人、観光案内の人じゃなくてタクシーの運転手さんなのでは?」
と思いました。
そのとき、とっさに出た言葉が
「你是不是司機先生?」
でした。
言ったあとで、
「あれ? 今なんで『是不是』って言ったんだろう?」
と、自分でもびっくりしました。
それまでの私なら、
「你是司機先生嗎?」
と聞いていたと思います。
実際、「是不是」を使って質問した記憶もほとんどありません。
それなのに、そのときは自然に口から出てきました。
普段は覚えた単語がなかなか出てこなくて、
「勉強しているのに全然話せないな」
と思うこともあります。
きっと、これまで聞いたり読んだりしてきた言葉が、無意識のうちに引き出されたのだと思います。
勉強していても成果は見えにくいものです。
それでも、こういう瞬間があると、
「ああ、ちゃんと積み重なっていたんだな」
と少しうれしくなります。

語学を勉強していると、自分でも驚くようなタイミングで言葉が出てくることがあります。
自分では気づかなくても、少しずつ言葉は積み重なっているのかもしれません。

ちなみに、その人は本当にタクシーの運転手さんでした。

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