台湾華語を勉強し始めて、ずいぶん経ちました。
それでも、全然上手ではありません。
知らない単語はたくさんあるし、聞き取れないこともあります。
言いたいことがうまく出てこなかったり、台湾で話していて相手に通じなかったりすることもあります。
短い期間でどんどん話せるようになる人を見ると、すごいなあと思います。
でも、その人と自分を比べて焦る必要はないとも思っています。
仕事もあるし、旅行もしたい。ドラマも見たいし、ほかにもやりたいことがあります。
語学だけをやって生活しているわけではないので、進みがゆっくりなのは仕方ないよね、くらいに思っています。
ゼロだった頃と比べてみる
できないことは、今でもたくさんあります。
でも、台湾華語を始めた頃の自分と比べると、できるようになったこともたくさんあります。
最初は読めなかった注音符号が読めるようになりました。
台湾へ行けば、自分でご飯を買うこともできます。
完璧ではなくても、中国語でちょっとしたやり取りができることもあります。
ゼロから外国語を勉強して、その言葉で誰かと少しでもやり取りができる。
普通に考えたら、それって結構すごくない?と思っています。
だから私は、上手な誰かと比べるより、ゼロだった頃の自分と比べていたいなと思います。
小さな「分かった」「通じた」が嬉しい
語学が上達するというと、流暢に会話できるようになることを思い浮かべるかもしれません。
でも、私はもっと小さなところでも「できるようになった」と感じます。
台湾の街で流れているアナウンスの中から、知っている言葉が聞こえた。
旅先のお店で、店員さんの言っていることが少し分かった。
ドラマを見ていて、字幕を見る前にセリフの意味が分かった。
看板に書いてある言葉が読めた。
覚えたばかりの中国語を使ってみたら、相手に通じた。
そんな小さな「分かった」「通じた」が、私は嬉しいです。
全部聞き取れなくても、長い会話ができなくても、昨日まで分からなかったことが一つ分かるようになった。
それも、できるようになったことの一つだと思っています。
知らなかったことを知るのも楽しい
私は、新しいことを知ること自体も好きです。
知らなかった単語を一つ覚える。
今まで聞き取れなかった言葉の意味を知る。
「台湾ではこう言うんだ」と知る。
台湾華語を勉強していると、言葉だけでなく、台湾の文化や習慣を知る機会も増えます。
「へえ、そうなんだ」と思うことが、今でもたくさんあります。
語学の勉強は、上手に話せるようになることだけが楽しいわけではありません。
昨日まで知らなかったことを知る。
分からなかったことが、少しずつ分かるようになる。
そういう過程も含めて、私は語学を勉強することが好きなんだと思います。
通じなかったことも、旅の思い出になる
台湾で、自分の中国語が通じなかったことも何度もあります。
こちらが一生懸命言ったのに、相手から「蛤?」と聞き返される。
最初の頃は「こわ〜」と思ったこともありました。
でも、だんだん慣れました。
そもそも私は、外国語で話しているんです。
発音を間違えることもあるし、声調を間違えることもある。言い方がおかしいことだってあります。
一度で通じなかったら、もう一度言ってみる。
それでも通じなかったら、違う言い方をしてみる。
分からなければアプリを使ってもいいし、身振り手振りでもいい。
最終的に伝われば、それでいいと思っています。
それに、通じなかったことも時間が経つと旅の思い出になります。
「あのとき全然通じなかったな」
と、あとになって思い出すこともあります。
そして私の場合、通じなかった言葉や間違えた言葉ほど、よく覚えています。
「あれ、なんで通じなかったんだろう」
「発音が違ったのかな」
「声調かな」
「あの言い方じゃなかったのかな」
そんなことをあとから何度も考えるので、むしろ忘れません。
次に同じ言葉を使うときには、前に間違えたことを思い出します。
そして、今度は通じたら、
「通じた!」
と嬉しくなる。
間違えて、覚えて、また使ってみる。
私はそんなことを繰り返しながら、少しずつ覚えてきたような気がします。
通じたことだけではなく、通じなかったことまで含めて、外国語を勉強しているからこそ経験できたことなのかもしれません。
ネイティブのように話せなくてもいい
もちろん、もっと上手に話せるようになりたいです。
発音も文法も勉強したいし、もっと聞き取れるようにもなりたい。
でも、ネイティブとまったく同じように話せなければダメだとは思っていません。
私の先生たちも日本語がとても上手ですが、話していれば日本語を第一言語とする人ではないことは分かります。
それでも、ちゃんと話は通じるし、普通に会話ができます。
だったら、私の台湾華語だってそれでいいんじゃないかなと思っています。
もっと上手になりたいから勉強する。
でも、完璧になるまで使えない、とは思わなくていいと思っています。
今できなくても、ずっとできないとは限らない
台湾華語を始めたばかりの頃は、できないことばかりに目がいきやすいと思います。
知らない単語ばかり。
発音も難しい。
聞いても分からない。
言いたいことも出てこない。
周りを見れば、自分よりずっと上手な学習者もいます。
でも、ペースは人それぞれです。
今日聞き取れなかった言葉が、1年後には聞き取れるようになっているかもしれない。
今は言えない一言が、2年後には何も考えずに出てくるようになっているかもしれない。
私自身、進みはゆっくりです。
それでも続けてきたら、昔はできなかったことが少しずつできるようになりました。
今できないことが、ずっとできないとは限らない。
そう思うと、そんなに焦らなくてもいいのかなと思います。
私もまだ勉強の途中です
このブログを書いている私自身も、まだまだ台湾華語を勉強している途中です。
上手な人が初心者に教えるブログというより、今も分からなかったり、間違えたり、ときどき「分かった!」「通じた!」と喜んだりしている、一人の学習者の記録です。
だからこのブログでは、うまくいったことだけではなく、失敗したことも書いています。
言葉が通じなかったこと。
発音を間違えていたこと。
ずっと勘違いしていたこと。
初めて聞き取れて嬉しかったこと。
覚えた言葉を台湾で使って通じたこと。
もし今、台湾華語の勉強につまずいていたり、なかなか上達しないと焦っていたりする人がいたら、そんな話を読んで、
「私も同じだ」
と思ってもらえたら嬉しいです。
私の失敗談や、ちょっとうまくいった話が、誰かの「もう少し続けてみようかな」につながったら、それも嬉しいです。
私にとっての「ゆるっと台湾華語」
「ゆるっと」というと、あまり勉強しないように聞こえるかもしれません。
でも、私にとってはそういう意味ではありません。
もっと話せるようになりたいし、もっと聞き取れるようにもなりたい。
だから、勉強するときはちゃんと勉強します。
ただ、上達する速さまで誰かと比べなくていいと思っています。
仕事もする。
旅行もする。
ドラマも見る。
ほかのことも楽しむ。
その中に、台湾華語の勉強もある。
知らなかったことを知るのは楽しい。
分からなかったことが分かるようになるのも嬉しい。
台湾でちょっとでも通じたら、やっぱり嬉しい。
だから、もっと知りたいし、もっと話せるようになりたい。
焦らず、比べず、自分のペースで。
勉強するときは勉強して、ほかのことも楽しむ。
これからも、そんな感じで台湾華語を続けていくんだと思います。
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