台湾華語の声調とは?4つの声調と基本

台湾華語入門

台湾華語を学び始めると、発音と一緒に覚えることになるのが「声調」です。

声調とは、音の高さや上がり下がりのことです。

「一声、二声、三声、四声って何?」
「声調が違うと意味も変わるの?」
「軽声って何?」

初めて声調を学ぶときは、聞き慣れない言葉も多く、戸惑うことがあるかもしれません。

この記事では、台湾華語の声調とは何か、一声から四声までの違いや軽声について、初心者向けに基本をまとめます。

台湾華語の声調とは

声調とは、音の高さや上がり下がりのことです。

台湾華語では、同じ音でも声調が違うことで意味が変わることがあります。

そのため、新しい単語を覚えるときには、漢字や意味だけでなく、どの声調で発音するのかも一緒に確認することが大切です。

台湾華語には、一声・二声・三声・四声という4つの声調があります。

このほかに、軽く短く発音する「軽声」もあります。

一声は高く平らに発音する

一声は、高い音をそのまま保つように発音します。

途中で上げたり下げたりせず、高い位置で平らに伸ばすようなイメージです。

たとえば、


ㄇㄚ

「媽」は「お母さん」という意味で、一声で発音します。

注音符号では一声には声調記号をつけません。ピンインでは、母音の上に「¯」をつけて表します。

私自身も、一声を高く保つのがなかなか安定せず、何度も発音を直されたことがあります。

二声は低いところから上げる

二声は、低いところから高いところへ上がっていく声調です。

たとえば、


ㄇㄚˊ

「麻」は二声で発音します。

注音符号では「ˊ」、ピンインでも母音の上に「´」をつけて表します。

日本語で聞き返すときの「え?」のような上がり方に近いと説明されることもありますが、まったく同じものではありません。

実際の音を聞きながら、上がっていく感覚を確認すると分かりやすいと思います。

三声は低く発音する

三声は、低く抑えて発音する声調です。

たとえば、


ㄇㄚˇ

「馬」は三声で発音します。

注音符号では「ˇ」、ピンインでも母音の上に「ˇ」をつけて表します。

声調を図で表すと、いったん下がってから上がる形で示されることもあります。

ただ、実際に話すときには、三声がいつも最後まで上がるわけではありません。

前後の音によって発音のされ方が変わることもあるため、最初はまず低く発音する声調だと知っておくと分かりやすいと思います。

四声は高いところから下げる

四声は、高いところから低いところへ一気に下げる声調です。

たとえば、


ㄇㄚˋ

「罵」は「叱る、ののしる」という意味で、四声で発音します。

注音符号では「ˋ」、ピンインでも母音の上に「`」をつけて表します。

日本語で強く言い切るような音に聞こえることもありますが、四声だから怒っているというわけではありません。

言葉の声調として、高いところから下げて発音します。

軽声もある

一声から四声までのほかに、「軽声」と呼ばれるものもあります。

軽声は、軽く短く発音する音です。

たとえば、

媽媽
ㄇㄚ ˙ㄇㄚ
māma

「媽媽」は「お母さん」という意味です。

最初の「媽」は一声ですが、2つ目の「媽」は軽声で発音します。

注音符号では、横書きで軽声を表す場合、軽声の記号「˙」を音節の前につけます。

一声から四声までとは記号の位置が違うので、初めて見ると少し不思議に感じるかもしれません。

軽声は、一声から四声のように決まった高さの動きを持つものではなく、前にある音によって高さも変わります。

最初は「4つの声調とは別に、軽く短く発音する音もある」と知っておくくらいでもいいと思います。

声調が変わることもある

台湾華語では、言葉が続くことで、もともとの声調とは違う調子で発音されることがあります。

分かりやすい例のひとつが「你好」です。


ㄋㄧˇ


ㄏㄠˇ
hǎo

「你」も「好」も、もともとは三声です。

三声が続く場合は、前の三声を二声のように発音します。

そのため、「你好」を続けて発音するときは、「你」の声調が変化します。

このように、台湾華語には声調が組み合わさることで発音が変わる場合もあります。

最初からすべての変化を覚えようとせず、まずは一声から四声までの基本を知るところから始めればいいと思います。

単語を覚えるときは声調も一緒に確認する

声調は、それだけを覚えるというより、単語の発音と一緒に確認していきます。

新しい単語を覚えるときには、漢字だけでなく、注音符号やピンインも見て、声調まで一緒に確認します。

漢字だけを覚えていると、いざ話そうとしたときに「これは何声だったかな」と迷うことがあります。

私も、意味は覚えているのに声調が分からなくなり、何度も確認している単語があります。

最初から声調も含めて覚えていくと、実際に声に出すときにも思い出しやすくなります。

声調はまず基本を知るところから

台湾華語の声調には、一声・二声・三声・四声があり、このほかに軽声もあります。

最初は、それぞれの高さや動きを覚えるだけでも大変に感じるかもしれません。

さらに実際に話すときには、声調の組み合わせによって発音が変化することもあります。

まずは4つの声調がどのようなものなのかを知り、新しい単語に出会ったときに声調も一緒に確認するところから始めればいいと思います。

私自身も、何度も同じ声調で迷ったり、直されたりしながら少しずつ覚えてきました。

このブログでは、声調がなかなか安定しなかったことや、単語の声調で迷った体験についても書いています。

声調を学び始めた方にとって、何か参考になることがあればうれしいです。

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