台湾華語のㄩはどう発音する?日本語の「ゆ」との違い

台湾華語入門

台湾華語を学び始めると、日本語にはない発音に戸惑うことがあります。

そのひとつが、ㄩの音です。

ㄩは日本語の「ゆ」に近いように感じるかもしれませんが、実際には同じ音ではありません。

「日本語の『ゆ』と何が違うの?」
「口をどんな形にすればいいの?」
「ピンインではどう表すの?」

初めてㄩを学ぶときは、こんな疑問を持つこともあると思います。

この記事では、台湾華語のㄩとはどんな音なのか、日本語の「ゆ」との違いや、発音するときの口の形についてまとめます。

ㄩとは

ㄩは、台湾華語で使われる注音符号のひとつです。

日本語にはない母音で、ピンインの「ü」にあたる音です。

ただし、ピンインではいつも「ü」と表記されるわけではありません。

たとえば「魚」は、


ㄩˊ

と表します。

注音符号では「ㄩ」ですが、ピンインでは「yu」と書かれています。

表記だけを見ると日本語の「ゆ」のように感じるかもしれませんが、実際の発音は異なります。

ㄩは日本語の「ゆ」と同じではない

ㄩを発音するときに注意したいのが、日本語の「ゆ」と同じように発音しないことです。

特にピンインで「yu」と書かれていると、そのまま日本語の「ユ」のように読みたくなるかもしれません。

しかし、台湾華語のㄩと日本語の「ゆ」では、舌や唇の使い方が違います。

カタカナの「ユ」に置き換えて覚えるのではなく、台湾華語のひとつの音として覚えた方が、実際の発音との違いを意識しやすくなります。

ㄩは「い」の舌の位置で唇を丸める

ㄩを発音するときは、まず「い」と発音するときのような舌の位置を作ります。

その舌の位置を保ったまま、唇を丸めて声を出します。

「い」の舌の位置を作る。
舌の位置をなるべく変えずに唇を丸める。
その形のまま声を出す。

このように口を動かしてみると、ㄩの発音をつかみやすくなります。

ポイントは、唇を丸めるときに、日本語の「う」のような舌の位置に変えないことです。

「い」の舌の位置を保ちながら唇を丸めることで、日本語の「ゆ」や「う」とは違う音になります。

唇の形も意識する

ㄩでは、舌の位置だけでなく唇の形も大切です。

「い」のような舌の位置を保ったまま、唇を丸くすぼめます。

最初は、普段の日本語ではあまりしない口の使い方に感じるかもしれません。

「い」の舌の位置と、丸めた唇。

この2つを同時に意識するのが、ㄩを発音するときのポイントです。

文章だけでは分かりにくい場合は、実際の音を聞きながら口の形を確認すると、違いをつかみやすくなります。

ピンインでは「ü」以外で表されることもある

ㄩは、注音符号では「ㄩ」と表しますが、ピンインでは書き方が変わることがあります。

たとえば、


ㄋㄩˇ

では「ü」が使われています。

一方、


ㄩˊ

では「yu」と表記されます。

また、j・q・xの後にㄩの音が続く場合は、ピンインでは「ü」の点を省略して「u」と書きます。

そのため、ピンインでは「ü」と書かれていなくても、実際にはㄩの音である場合があります。

最初からすべての表記ルールを覚える必要はありませんが、ㄩがピンインでは必ず「ü」と書かれるわけではないことを知っておくと、単語を覚えるときに戸惑いにくくなります。

日本語の「ゆ」と比べてみる

ㄩの発音が分かりにくいときは、日本語の「ゆ」と交互に発音してみるのもひとつの方法です。

日本語の「ゆ」を発音したあとに、

「い」の舌の位置を作る。
唇を丸める。
そのまま声を出す。

という順番でㄩを発音してみます。

2つを比べることで、口の中の使い方が違うことを感じやすくなります。

日本語の「ゆ」に似た音を探すというより、違いを確認するために比べると分かりやすいと思います。

実際の単語でも確認する

ㄩの基本的な音が分かってきたら、実際の単語でも確認してみます。

たとえば、


ㄩˊ


ㄋㄩˇ

など、ㄩが含まれる単語の音を聞いてみます。

ㄩだけを単独で発音するときと、ほかの音や声調と組み合わせて発音するときでは、難しさが違うこともあります。

注音符号やピンインを確認しながら実際の音を聞くことで、「この単語にもㄩが使われているんだ」と少しずつ分かるようになります。

ㄩは日本語の「ゆ」と分けて覚える

台湾華語のㄩは、日本語の「ゆ」と似ているように感じても、同じ音ではありません。

発音するときは、

「い」のような舌の位置を作る。
その位置を保ったまま唇を丸める。
その形で声を出す。

という口の使い方を意識します。

また、注音符号では「ㄩ」と表される音が、ピンインでは「ü」「yu」、場合によっては「u」と表記されることもあります。

最初は表記や口の形に戸惑うかもしれませんが、まずは日本語の「ゆ」とは違う音だと知り、実際の発音を聞きながら確認していくと分かりやすいと思います。

このブログでは、私が実際にㄩの発音を練習したときのことも、別の記事で書いています。

ㄩの発音が難しいと感じている方にとって、何か参考になることがあればうれしいです。

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