「ㄧㄢ」の発音がどうしても腑に落ちなかった話

台湾華語学習

台湾華語(中国語)を始めた頃、
発音でいろいろ戸惑うことがありました。

その中のひとつが、
「ㄧㄢ(yān)」の音です。
レッスンでは、
ボポモフォを一つずつ読んでから、最後に続けて発音する練習をよくしていました。

例えば、
ㄧ+ㄢ → ㄧㄢ
ㄧ+ㄤ → ㄧㄤ
というような感じです。

そのため、頭の中では、
「イー+アン」というように、一つずつ読んでから続けて発音するイメージになっていました。

実際に聞くと、ㄧㄢは「イェン」のように聞こえます。
ところが、頭の中で思い描いていた音と、実際に聞こえる音がどうしても結びつかず、
「どうしてイェンのような音になるんだろう?」
となかなか理解できませんでした。

一方で、
ㄧ+ㄤ → ㄧㄤ
こちらは、「イー+アン」が自然につながって「ヤン」のような音になるイメージができました。
「なるほど、こうつながるのか」と、
わりとすんなり理解できました。

だから、同じように教わっていたのに、
ㄧㄤは納得できたのに、
ㄧㄢだけは最後まで「なんで?」と思っていたのを覚えています。
理由を説明されても、
すぐに腑に落ちるわけではありませんでした。
でも何度も聞いているうちに、
そこにこだわっても仕方ないなと感じて、
「そういう音なんだな」と思うようになりました。

考えてみると、日本語でも
・おとうさん → おとーさん
・先生 → せんせー
・体育館 → たいくかん
のように、
表記と実際の音が少し違う言葉はたくさんあります。
うまく説明できなくても、
私たちは自然にそう発音しています。
そう考えると、中国語も同じように
「そういう音なんだな」と思えるようになりました。

今でも少し不思議に感じることはありますが、
発音するときに迷うことはもうありません。
発音は理屈よりも、慣れの方が大きいのかもしれません。

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